【MARVEL】BLACK PANTHER ブラックパンサー
- PIGS
- 2018年3月3日
- 読了時間: 4分
※Let's use google for English translation.Please or ask a friend who understands Japanese.

MARVEL STUDIO ブラックパンサーを観ました。
ブラックパンサーは1966年に誕生したマーベル初の黒人ヒーローで表の顔は一国の王様、裏の顔は黒豹のスーツをまとい悪を討つ。
舞台となるのは、アフリカの秘境の国「ワカンダ」。この国は世界から途上国という認識があったが、実は密かに世界一のテクノロジーを持っていた国だった。マーベル映画の前作「シビルウォー/キャプテンアメリカ」の話からその後、王座を引き継いだ現王ブラックパンサーことティ・チャラとワカンダの国の秘密を狙う一味が現れ世界の存続が危ぶまれるほどの危機に!!ブラックパンサーはどう悪に迎え撃つのか!?
続きは、ぜひ映画を観て欲しい。

2018年のMARVEL映画のスタートを飾ったこの作品。肉弾に銃撃、カーアクションにSFアクション、それに加えて飛行戦もあって最初から最後までアクション!アクション!アクション!のアクション三昧という爽快で気持ちが良く、また音楽や踊り、自然の美しさを折り混ぜたアフリカと黒人の文化を魅力させるものだった。
ティ・チャラ役のボーズマンの力強く躍動感ある演技はもちろん、敵のキルモンガー役のマイケル・B・ジョーダンや兵士長のオコエ役ダナイ・グリラなどの迫力の戦闘シーンと感情に真っ直ぐな演技も心を掴まれる。個人的にはTVシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」でも活躍した、捜査官のロイ役マーティン・フリーマンの演技もまた見れたのは嬉しかった。
MARVEL映画の映像美も相変わらず凄い!どんだけのエフェクトを駆使しているのだろうと考えてしまうくらい自然で滑らかな衣装や機械、飛行船、動物たちの動き、光の映像などMARVEL映画を見る度に思い知らされる。インパクトのある戦闘時のBGMとハイスピードな俳優の動きに合わせた編集も「おー!スゲー!」と声を出しそうなくらいであった。
一番はやっぱり韓国でのカーアクションのシーンかな。
作中に出てくる「戦士の滝」やカウンシル(評議会)など大半のセットはアトランタのスタジオに建設されたとか。特殊効果、視覚効果をフルに駆使した仕上がりも凄さの一つ。滝のでの場面は大量の水を巨大なポンプで循環させるシステムを用いているらしい。
衣装の再現もマサイ族などの実際のアフリカ中の民族からヒントを得ていると言うから徹底ぶりが半端ではない。登場するそれぞれの部族でテーマや色使いを分けているらしい。詳しくは、パンフレットを買って読まねば!
ストーリー的には、観る前の予想ではブラックパンサーがアメリカの強盗や悪者をバタバタと倒して行くのかと思いきや!まぁMARVELらしいストーリー展開で満足といえば満足なのでそれで良し!
強いて、辛口を言うなら、次回の「アベンジャーズ・インフィニティウォー」に繋がる話としては他のヒーローとの絡み(ヒーロー以外の人物とは何人か濃いけど)や前回の「シビルウォー/キャプテンアメリカ」の裏話的なものがもう少しあっても良かったかな?MARVEL映画(アベンジャーズの話)として少し話の流れを期待させる内容があっても良かったかもしれない。後から気づくパターンかもしれないけれど、、、、。
王座ヘ就く試練などのシーンで印象強かったアフリカのリズムと信仰と文化を重んじる精神を組み込む構成も良かった。登場人物たちがリズムをとって王を讃え、喜怒哀楽様々な感情が激しくぶつかるシーン。秘められた登場人物たちの善悪の理由などなど。敵も味方もみんなが愛を持ってて正義があって。このような文化的な発信、人情的な作りもMARVELが数多くの作品で重要視してきたことの一つだろう。ヒーローではなくても物語の主人公出なくても世界のみんなが作品の登場人物たちと共感できるのも私がMARVEL映画にハマる理由。映画を観ながら、つい私も肩を踊らせたり腕を胸の前でクロスさせたりしたくなった。
映画好き、アクション好き、ヒーロー好きには見逃せないこの作品。
ぜひ映画館に足を運んで観てください。
そして、暇な人は感想を聞かせてください笑
コメント